飲食店で外国人客に使える英語15フレーズ:席案内・注文・アレルギー・会計の場面別

Kokopon編集部

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2026年5月1日·9分で読めます
飲食店で外国人客に使える英語15フレーズ:席案内・注文・アレルギー・会計の場面別

外国人のお客さんが入ってきて、手が止まったことはありませんか

観光地のお店でも、住宅街のお店でも、外国人のお客さんが入ってきた瞬間に「何を言えばいいか分からない」と固まる経験は、多くのオーナーさんに共通します。

英会話を勉強する時間は取れない。翻訳アプリを開く前に、もう「何にしますか」と聞かれている。結局ジェスチャーで乗り切って、注文ミスやアレルギーの不安が残る——そんな現場が珍しくありません。

実際のところ、飲食店で外国人客に使う英語は15フレーズで足ります。場面別に並べて、印刷してレジ脇に貼っておけば、英語が苦手でも対応できる形になります。

今すぐの1分タスク

読み終える前に、まずこれを試してください。

この記事のフレーズ一覧をA4一枚に印刷して、レジ脇に貼る。

スタッフ全員が見える場所に置くだけで、「次に外国人客が来たらどうしよう」というプレッシャーは半分以下になります。完璧な発音は要りません。声に出せる準備があるだけで、お店の対応は変わります。

なぜ15個に絞れるのか(30秒で)

「飲食店で使える英語50選」のような記事は多いのですが、50個を覚えてから接客するオーナーさんはほぼいません。実際の接客で必要なのは、お客さんが来店してから出ていくまでの順番に沿った15個だけです。

具体的には次の5場面、各3フレーズです。

  • 入店・席案内:人数を聞いて席に案内するまで
  • 注文:メニューを渡して注文を受けるまで
  • アレルギー・食材確認:食材の不安に答えるまで
  • 会計・支払い:レジで決済を完了するまで
  • 見送り・口コミ依頼:お見送りからGoogleの口コミ依頼まで

この15個さえあれば、9割の接客は詰まらず進みます。

場面別・英語15フレーズ

1. 入店・席案内(3フレーズ)

日本語英語カタカナ発音ヒント
いらっしゃいませ、何名様ですかWelcome. How many?ウェルカム ハウ メニー
こちらへどうぞThis way, please.ディス ウェイ プリーズ
カウンター席でもよろしいですかCounter seat OK?カウンター シート オーケー

例:「Welcome. How many?」「Two.」「This way, please.」——この3往復で席案内が終わります。

2. 注文(3フレーズ)

日本語英語カタカナ発音ヒント
メニューをどうぞHere’s the menu.ヒアズ ザ メニュー
ご注文はお決まりですかReady to order?レディ トゥ オーダー
こちらは豚骨ラーメンです(食材説明)This is Tonkotsu, pork bone broth.ディス イズ トンコツ ポーク ボーン ブロス

主要メニュー3品だけ「英単語1〜2個」を覚えておけば、説明はほぼ足ります。

3. アレルギー・食材確認(3フレーズ)

日本語英語カタカナ発音ヒント
アレルギーはありますかAny allergies?エニー アレジーズ
この料理には小麦・卵・乳が入っていますThis has wheat, egg, dairy.ディス ハズ ウィート エッグ デアリー
ベジタリアンメニューもありますWe have a vegetarian option.ウィー ハヴ ア ベジタリアン オプション

例:紙のアレルギー一覧(Wheat / Egg / Dairy / Peanuts / Shellfish の5項目)を見せて「Yes or No」で答えてもらう方式が、口頭より確実です。

4. 会計・支払い(3フレーズ)

日本語英語カタカナ発音ヒント
現金のみのお店ですCash only, please.キャッシュ オンリー プリーズ
カードはVisaとMastercardが使えますWe accept Visa and Mastercard.ウィー アクセプト ヴィザ アンド マスターカード
1,200円になりますThat’s 1,200 yen.ザッツ ワン サウザンド トゥー ハンドレッド イェン

「現金のみ」は早めに伝えると、お客さんが怒らずATMに行きます。会計時に判明するとトラブルになりがちです。

5. 見送り・口コミ依頼(3フレーズ)

日本語英語カタカナ発音ヒント
ありがとうございましたThank you. Have a great day.サンキュー ハヴ ア グレイト デイ
また来てくださいPlease come again.プリーズ カム アゲイン
よろしければGoogleで口コミを書いてくださいA Google review would mean a lot.ア グーグル レビュー ウッド ミーン ア ロット

例:会計時に「A Google review would mean a lot.」と書いた小さなカードを添えて渡すと、口頭で言うより気軽に書いてもらえます。

やってはいけないこと

英語の接客で「やった方がよさそうに見えるけど、個人店ではむしろ逆効果なこと」も整理しておきます。

  • 完全な英文メニュー作成。翻訳に時間がかかる割に、観光客は主要食材の英単語が分かれば判断できます。
  • 翻訳アプリでの長文やりとり。お客さんを待たせる時間が長くなり、満足度が下がります。最初の一言は人が言う方が早く済みます。
  • 「Sorry, no English」と最初に言う。お客さんが諦めて出ていきます。「Welcome. How many?」だけ言えれば、その後は身振りでも会話は進みます。
  • 英会話スクールに通う。15フレーズで足りる業務に、月数万円は割に合いません。

続けるコツ

15フレーズを定着させるコツは、「営業前に1回だけ声に出す」ことです。

開店前の準備時間に、印刷したフレーズ表を見ながら15個を声に出すだけ。1分かかりません。これを1週間続けると、お客さんが入ってきた瞬間に最初のフレーズが口から出る状態になります。

外国人客の対応は、英語力ではなく「準備の有無」で変わります。ご近所の観光客に見つけてもらった時、最初のひと言だけ詰まらなければ、お店の印象は十分に伝わります。

今週試すこと

  • この記事の15フレーズをA4一枚に印刷する
  • レジ脇とカウンターの2か所に貼る
  • 営業前に1回、声に出して読む(1分)
  • アレルギー一覧(Wheat / Egg / Dairy / Peanuts / Shellfish)を英語で1枚作る

外国人のお客さんは、完璧な英語を期待していません。準備された短いひと言が、観光地でも住宅街でも、お店の体験を変えます。観光客の集客全体については観光客に来てもらう4ステップも参考にしてください。


Kokoponは、LINEで撮った1枚の写真からGoogleマップの多言語投稿を自動でまとめるツールです。「英語の発信もしたいけど、投稿文を毎週書く時間がない」という個人店オーナー向けに開発しています。詳しくはトップページからご覧ください。

よくある質問

外国人のお客さんに最初にかける英語は何がいいですか?
「Welcome. How many?」の2語で足ります。「いらっしゃいませ。何名様ですか」を全文英語にしようとすると詰まるので、最短で人数を聞く形が現実的です。
メニューの説明はどこまで英語で言う必要がありますか?
主要食材を英単語で1〜2個添えるだけで十分です。「Tonkotsu, pork bone broth.」のような短い説明で、観光客は判断できます。完全な英訳メニューは後回しで構いません。
アレルギーの確認はどう聞けばいいですか?
「Any allergies?」の2語で大丈夫です。お客さんが「peanuts」「dairy」などと答えるので、紙のアレルギー一覧(英語)を見せて「Yes / No」で答えてもらう方式が確実です。
英語が全く話せませんが、外国人客に対応できますか?
15フレーズを印刷してレジ脇に置けば、ほぼ対応できます。発音が完璧でなくても、お客さんは「英語で対応しようとしているお店」として受け取ります。翻訳アプリは細かい質問の時だけで足ります。
外国人客向けのスタッフ研修は必要ですか?
個人店の規模では不要です。15フレーズを書いた一覧を共有して、声に出して2回読み合わせるだけで運用できます。研修よりカンペの整備が現実的です。
英語より中国語・韓国語を覚えるべきではないですか?
最初は英語だけで構いません。中国・韓国からの観光客の多くも、お店では英語で注文する場面が一般的です。中国語・韓国語のメニュー併記は、英語が安定運用できてからで遅くありません。

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