カフェの夏ドリンクで観光客に撮ってもらう、店内の写真スポット3か所と投稿導線

ルカム ジョスラン

ルカム ジョスラン

Utsubo代表 / Kokopon創業者

2026年6月9日·9分で読めます
カフェの夏ドリンクで観光客に撮ってもらう、店内の写真スポット3か所と投稿導線

夏ドリンクは出しているのに、投稿されていませんか

クリームソーダやかき氷、季節のフルーツソーダ——夏のメニューはちゃんと用意しているのに、観光客がSNSに上げてくれている気配がない。そんなお店が多いのが実情です。

結論から言うと、撮ってもらえるかどうかは、ドリンクの見た目よりも店内に「撮りやすい場所」が用意されているかで変わりやすくなります。

特別な改装はいりません。窓際・カウンター・卓上という、いまある場所を少し整えるだけで足ります。これはカフェに限らず、ドリンクを出す観光地の喫茶・甘味処・小さな売店でも同じです。

今すぐの1分タスク

読み終える前に、まずこれを試してください。

窓際の自然光が入る席を1つ選んで、夏ドリンクを1杯置いて、自分のスマホで撮ってみる。

逆光気味の位置にグラスを置くと、氷や炭酸、グラスの結露が光を受けて、思ったより映えるはずです。「この席なら撮ってもらえそう」という感覚をつかむのが目的です。

なぜ「撮ってもらう場所」が大事か(30秒で)

観光客は、来店前にGoogleマップやInstagramの写真で店を決める傾向があります。文字の説明より、写真1枚のほうが速く伝わるからです。

なかでも効きやすいのが、店が用意した写真より「お客さんが上げた写真」です。第三者の投稿は「演出されていない本当の様子」として信頼されやすく、来店前の後押しになりやすくなります。

だからこそ、店側がやるべきは「うまく撮る」ことより、観光客が自然に撮りたくなり、迷わず撮れる導線を整えることです。営業時間帯ごとの見せ方(朝・夜の時間帯シフトをどう伝えるか)は別の話なので、ここでは扱いません(こちらは夏の早朝・夜営業を観光客に伝えるGoogleマップと写真の見せ方にまとめています)。まずは「どこで撮ってもらうか」に絞ります。

撮ってもらう店内3か所

撮ってもらう場所は、3つあれば十分です。

1. 窓際の逆光席

いちばん手堅いのが、窓際の自然光が入る席です。

逆光気味の位置にグラスを置くと、ソーダの色が抜け、氷の透明感が出て、結露の水滴が光ります。真上からではなく、グラスの高さに近い斜め横の角度が、観光客のスマホでも映えやすい構図です。

例:窓際のカウンター1席を「ドリンク撮影におすすめの席」と決め、午前から昼すぎの光が入る時間に夏ドリンクを優先的にその席へ。席が窓から遠い店は、窓辺に小さな台を1つ置くだけでも代わりになります。

2. カウンター越しの提供シーン

動きのある瞬間は、静止した1枚より投稿されやすい傾向があります。

ソーダを注ぐ、かき氷にシロップをかける、最後の飾りを乗せる——その提供の瞬間は、観光客が動画やストーリーズで撮りたくなる場面です。カウンター越しに見える位置で仕上げると、自然に構えてもらいやすくなります。

例:かき氷を客席ではなくカウンターで仕上げ、「ここで仕上げます」と一声かける。注ぐ・かける所作が見えるだけで、撮影と投稿のきっかけになります。

3. 季節の装飾を1点だけ添えた卓上

ドリンク単体だと、どこの店か分からない写真になりがちです。

うちわ、ガラスの器、青もみじ、小さな風鈴——夏が伝わる小物を1点だけ卓上に添えると、「夏 × この店」と分かる1枚になります。盛りすぎると生活感が消えるので、1点に絞るのがコツです。

例:トレイの端に小さなガラス細工を1つ置くだけ。物販やお土産が中心の店なら、その店で売っている夏らしい商品を小物として添えると、写真がそのまま商品の紹介にもなります。

やってはいけないこと

  • お客さんの顔や他のお客さんを、許可なく撮って店のSNSに載せる。本人が自分で投稿するのは自由ですが、店が転載するなら一言確認するか、顔が写らない構図を選ぶ。
  • 加工アプリで色を盛りすぎる。観光地の店ほど「実物と違う」と口コミで指摘されやすく、自然な明るさ調整にとどめるほうが信頼されやすい。
  • 「撮影禁止」とだけ貼って導線がゼロ。撮っていいのか迷う観光客は、結局撮らずに帰る。OKならその一言を見える形に。
  • ハッシュタグを決めずに放置する。投稿が自店に紐づかず、せっかくのUGC(お客さんの投稿)が後から来る人に届かない。

続け方:月1枚をGoogleマップにも足す

3か所の導線ができたら、あとは自分でも月に1枚、夏ドリンクのカットをGoogleビジネスプロフィールの写真に足すだけで十分です。

店の写真と、お客さんの投稿。この両方が少しずつ増えていくと、Googleマップを開いた観光客に「今も動いていて、夏らしい店」というシグナルが伝わりやすくなります。

写真を1枚撮るたびに、Googleマップ・Instagram・LINEへ別々に投稿し直すのは負担です。Kokoponでは、LINEに1通送れば多言語の投稿に整えて各チャネルへ同時に出せるため、Kokopon開始以降、夏メニューが見つけてもらえる経路が増えていきます。

今週試すこと

次の3つを今週中にやってみてください。

  • 窓際の自然光が入る席を1つ「撮ってもらう場所」に決める
  • 「撮影OK」の一言POPと、店のハッシュタグ1つを卓上に貼る
  • 自分で撮った夏ドリンクをGoogleビジネスプロフィールに2〜3枚足す

完璧な写真でなくてかまいません。撮りやすい場所が用意されているだけで、観光客が夏ドリンクを撮って投稿してくれる確率は変わりやすくなります。

写真をGBP・Instagram・LINEで使い回す全体設計は、飲食店の写真戦略 完全ガイドにまとめています。


Kokoponは、お店のGoogleマップを診断して、写真・口コミ・投稿の改善ミッションを毎週LINEでお届けするコーチです。LINEで写真を1枚送るだけで、多言語の投稿はKokoponが自動で作ります。詳しくはトップページからご覧ください。

参考

よくある質問

カフェの夏ドリンクはどこで撮ってもらうと映えますか?
窓際の自然光が入る席が基本です。逆光気味の位置にグラスを置くと、氷や炭酸、グラスの結露が光を受けて立体的に見えやすくなります。席が窓から遠い場合は、カウンター越しに提供する瞬間や、季節の小物を1点だけ添えた卓上も投稿されやすいスポットになります。
写真を撮ってもらうために店側がやることは何ですか?
大きく3つです。撮りやすい場所を店内に1〜3か所決めること、「写真撮影OK」と一言わかる小さなPOPを置くこと、店のハッシュタグを1つ決めて卓上に掲示すること。これだけで、観光客が安心して撮り、その投稿が自店に紐づきやすくなります。
お客さんが写った写真を店のSNSに勝手に載せてもいいですか?
本人の許可なく顔がはっきり写った写真を公開するのは避けてください。お客さんが自分のアカウントで投稿するのは自由ですが、店がそれを転載・再利用する場合は、その場で一言確認するか、顔が写らない構図のものを選ぶのが安全です。
夏ドリンクの写真はGoogleビジネスプロフィールに何枚載せればいいですか?
一度に増やす必要はありません。主力の夏ドリンクを1〜3枚、自然光で撮って追加すれば十分です。あとは月1枚のペースで新しいカットを足していくと、Googleマップを見た人に「今も動いている店」というシグナルになりやすくなります。
クリームソーダやかき氷はどう撮ると映えますか?
真上からではなく、グラスの高さに近い斜め横の角度がおすすめです。逆光でソーダの色や氷の透明感が抜け、結露の水滴が光ります。加工で色を強くしすぎると不自然になりやすいので、明るさを少し上げる程度にとどめると、観光客にも信頼されやすい写真になります。
ハッシュタグは店側で決めて貼ったほうがいいですか?
はい。店名や地名を含む短いハッシュタグを1つ決めて卓上に掲示しておくと、観光客の投稿がそのタグに集まり、後から来る人が「この店の投稿」をまとめて見られるようになります。複数作るより、覚えやすい1つに絞るほうが続きやすく、紐づきやすくなります。

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