着物レンタル店の料金表示、Googleビジネスプロフィールのどの欄に書く?観光客が比較画面で見る順番

ルカム ジョスラン

ルカム ジョスラン

Utsubo代表 / Kokopon創業者

2026年5月21日·10分で読めます
着物レンタル店の料金表示、Googleビジネスプロフィールのどの欄に書く?観光客が比較画面で見る順番

着物レンタルの料金表示で迷っていませんか

京都の祇園や浅草の仲見世周りで着物レンタル店を運営しているオーナーさんから、最近よく聞くのがこの言葉です。

「料金はGoogleビジネスプロフィールの説明文だけ書けばいいのか、サービス欄も埋めるべきか、写真に画像で入れるべきか、どこに書けばいいか分からない」。

結論を先に書きます。説明文に英語1行で「From ¥5,500」と入れる → サービス欄に最低料金プラン1件 → 写真キャプションに料金つきの店頭ポスター、の3段階で十分です。 5箇所全部埋める必要はありません。

今すぐの1分タスク

読み進める前に、これだけ確認してください。

自分の店のGBPページをスマホで開いて、料金が今何箇所に書かれているか数える。

説明文・サービス・商品・写真キャプション・ウェブサイトリンク先、の5箇所のうち何箇所に料金が入っているか。0〜1箇所なら、この記事の3段階を順番に進めてください。

観光客が3秒で見る順番

GBPで料金を置ける場所は5つあります。観光客の比較画面で先に目に入る順番はほぼ決まっています。

表示場所比較画面に出るか英語対応更新の手間
写真キャプション(看板・ポスター画像)出る(サムネイルで読める)画像なので翻訳不要撮り直しまで不要
サービス欄(最低料金)出る(プロフィール上部)説明欄を英語にできるプラン変更時に更新
説明文一部出る(最初の100字)英語1行追加で対応季節価格は1行差し替え
商品欄スクロールが必要説明欄を英語にできる小物追加時に更新
ウェブサイトリンク先1タップ必要サイト側で対応サイト更新次第

3つすべてに勝つ必要はありません。写真キャプションと説明文の2つに料金が入っていれば、比較画面の3秒で十分残りやすくなります。

5箇所の使い分け

1. 説明文(最重要)

GBPの説明文の冒頭または最終行に、英語1行で料金を入れます。3パターンのテンプレを置きます。

From ¥5,500 (basic plan, 4-hour rental). Dressing time: about 30 minutes.
Rental from ¥5,500. Walk-in welcome. English-speaking staff available.
Plans from ¥5,500 to ¥18,000. Same-day kimono pick + dressing in 30 minutes.

説明文は最初の100字程度しか比較画面に出ません。料金は最終行ではなく、できれば1〜2行目に置いてください。

2. サービス欄(最低料金プラン)

サービス欄に「最低料金プラン」を1件登録します。プランごとに料金とプラン名を入れます。

  • Basic plan — ¥5,500 (4-hour rental, basic kimono + obi)
  • Standard plan — ¥8,800 (4-hour rental, premium kimono + obi + hair set)
  • Premium plan — ¥18,000 (full-day rental, antique kimono + obi + hair set + accessories)

3プランすべて登録しなくても、最低料金プラン1件で「サービス欄に料金がある店」と読まれます。

3. 商品欄(オプション小物)

商品欄は、着物本体ではなく、簪・帯飾り・髪飾り・草履などの小物オプションを登録するのに向いています。

  • Hair set — ¥1,650
  • Kanzashi (hair ornament) — ¥550
  • Premium obi belt — ¥2,200

商品欄は写真つきで登録できます。色のバリエが見える写真を1枚つけておくと、小物目当ての女性観光客グループに反応されやすくなります。

4. 写真キャプション

店頭ポスターや料金表の写真をそのままGBPの写真に上げると、料金が画像として残ります。文字入れの作業は不要です。

撮るときのコツは、料金部分が中央〜下三分の一に来る構図、看板や和紙の質感と一緒に撮る、の2点です。Googleマップのサムネイルで料金が読めると、観光客の「ここで合っているか」確認が3秒早くなります。

5. ウェブサイトリンク先

予約サイトや自社サイトを持っている場合は、ウェブサイトURLを設定します。リンク先のページに料金表が明示されていることが前提です。

リンク先のページに英語切り替えがない場合、観光客は1タップしてから「分からない」と離脱します。サイト側の英語対応が追いついていないなら、リンクを設定するより、GBP内の説明文・サービス・写真の3点で完結させたほうが現実的です。

季節価格の運用

桜の週・紅葉の週・GWのピーク期間は、通常価格より¥1,100〜¥2,200の値上げをする店が多いです。季節価格の運用は、サービス欄の単価を毎週書き換えるより、説明文の最終行で告知するほうが運用が回りやすくなります

Sakura peak week (Mar 25–Apr 8): +¥1,100 per plan.
Autumn foliage peak (Nov 18–Dec 5): +¥1,100 per plan.

サービス欄は通常価格のまま固定。説明文の最終行だけ、シーズン前に1行追加・シーズン後に削除、のリズムが続きやすくなります。

やってはいけないこと

着物レンタル店のオーナーさんでよく見る、料金表示のつまずきパターンを4つ挙げます。

  • 料金を一切書かない。価格不明の店は、観光客に「問い合わせが面倒」と判断されて比較から外されやすくなります
  • 5箇所バラバラの数字。説明文「From ¥5,500」/ サービス欄「¥6,600」/ 写真ポスター「¥5,000」のように数字がズレていると、観光客の信頼が落ちます
  • 円表記のみで¥記号を使わない。「5500 yen」のような英語ローマ字表記より、「¥5,500」のほうが外国人観光客にも一瞬で読み取られます
  • 端数を切り上げて見せる。実際は¥5,500なのに「From ¥4,800」のように下げて書くと、店頭でのトラブルになりやすくなります

今週試すこと

時間が限られている1〜2人運営の着物レンタル店向けに、今週から動かす3つのミッションを挙げます。

  • 自店GBPで料金が書かれている箇所を数える。0〜1箇所なら次の2つを進める
  • 説明文の冒頭または最終行に英語1行「From ¥5,500」を追加する
  • サービス欄に最低料金プラン1件(Basic plan — ¥5,500 など)を作成する

この3つだけを今週中に動かすと、来週からの観光客の比較画面料金が見える店として残りやすくなります


着物レンタルの料金表示は、観光客が3秒で店を選ぶ業態だからこそ、整え方の優先順位がそのまま比較画面の残存率に出ます。Googleマップでの見え方の全体像は京都・浅草の着物レンタル店オーナーへ:観光客がGoogleマップで店を選ぶ3秒間に間に合わせる集客ガイド、写真の撮り方は飲食店のGoogleビジネスプロフィール写真、最低3カット+週1更新の続け方、GBPの設定全体はGoogleビジネスプロフィール 飲食店 完全ガイドをあわせてご参照ください(着物レンタル店にもそのまま当てはまる項目が多いです)。

Kokoponは、LINEで撮った1枚の写真からGoogleマップ・Instagram・LINE公式アカウントへの投稿を、自動翻訳付きでまとめるツールです。着物レンタル店のように1〜3人で運営しているお店向けに、週30分の運用が回るよう設計しています。詳しくはトップページからご覧ください。

参考

よくある質問

GBPの「サービス」「商品」「説明文」、どこに料金を書けばいいですか?
まず説明文に英語1行で「From ¥5,500」と入れるのが先です。次にサービスに最低料金プランを1件登録。商品欄は小物オプションを後から足す、の順番が現実的です。3つ揃えば比較画面で残りやすくなります。
料金を写真に画像で焼き込むのは効果ありますか?
比較画面のサムネイルで料金が読めると、観光客の「ここで合っているか」確認が3秒早くなります。看板や店頭ポスターの写真をそのままGBPに上げると、文字入れの作業なしで料金が画像として残ります。
季節価格(桜の週は値上げ)はどう運用すればいいですか?
サービス欄の単価を毎週書き換えるより、説明文の最終行に「Sakura week: +¥1,100 (Mar 25–Apr 8)」のように期間と差額を1行で告知するほうが運用が回りやすくなります。サービス欄は通常価格のまま固定でかまいません。
中国語・韓国語でも料金を書いたほうがいいですか?
料金の数字(¥5,500)はそのまま読めるので、中国語・韓国語版を別途用意する必要はありません。英語の通貨表記と所要時間が1行入っていれば、中国語・韓国語圏の観光客もGoogle翻訳経由で読み取ります。
料金を出すと「高い」と読まれて離脱されませんか?
価格を伏せている店のほうが、観光客に「問い合わせが面倒」と判断されて比較から外されやすい傾向です。当日その場で決める観光客は、価格不明の店より、明示している店を優先します。安いことより、判断材料があることのほうが先です。
タクシー観光客向けの貸切プランも同じ欄に書くべきですか?
貸切プランや団体プランは、通常プランとは別の判断軸で選ばれます。説明文の最終行ではなく、サービス欄にもう1件「Private group plan (5+ people): From ¥30,000」のように追加するほうが、観光客が見つけやすくなります。

今週やることが見える、新しいお店の運用を始めませんか?

ローンチ通知と早期アクセス価格を、事前登録された方に最初にお届けします。