ゴールデンウィークの観光客を、秋のリピーターに変える3つの仕掛け:GW中からでも間に合う動き

Kokopon編集部

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2026年5月1日·10分で読めます
ゴールデンウィークの観光客を、秋のリピーターに変える3つの仕掛け:GW中からでも間に合う動き

ゴールデンウィークの観光客が、二度と来ない感覚を抱えていませんか

ゴールデンウィーク期間中、お店の前を観光客が次々と通り、満席になる日もある。けれど連休が終わると客足はもとに戻り、「あの時のお客さんはもう来ないんだろうな」という感覚だけが残る——そんなオーナーさんが少なくありません。

実際、観光客の多くは旅行後にお店を忘れます。覚えていてもらうための連絡手段が、お店側にないからです。

でも、GW中の1分タスクと、GW明け1週間の小さな動きさえあれば、観光客は秋の閑散期に「もう一度行く候補」として戻ってくる連絡先になります。GWを点ではなく、秋までつなぐ起点として動かす方法をまとめます。

今すぐの1分タスク

読み終える前に、まずこれを試してください。

会計トレーにLINE公式アカウントのQRコードを置く。

A6サイズのカードに「LINE友だち追加で次回1ドリンクサービス」と日本語+英語で書いて、レジ脇に置くだけで構いません。GW期間に1日10人が友だち追加してくれれば、連休後に60〜70人の連絡先が残ります。これだけで、秋に向けた土台ができます。

なぜ「秋まで」考えるのか(30秒で)

GW期間中の観光客対応を「連休中の繁忙対応」だけで完結させると、お店の売上はGW中の点でしかありません。

でも観光客の旅行サイクルを見ると、GWに来た人は、夏休み・秋の連休・年末年始のどこかでまた旅行します。その時に「あのお店、もう一度行こう」と思い出してもらえるかどうかは、GW中に連絡手段を作れたかどうかで決まります。

具体的には、3つの時間軸で動きを設計します。

  • GW中:1分タスクで連絡先を残す
  • GW明け1週間:再来店の意思を残す動き
  • 来年に向けて:今年のデータを記録する

それぞれ、忙しい個人店でも回せる最小タスクで足ります。

3つの仕掛け

1. GW中:LINE友だち化と写真1枚

GW中は、新しいことを始めない方が運用が安定します。やるのは2つだけです。

最小タスクは、会計トレーにLINE QRコードを置くことと、1日1枚スマホで料理の写真を撮ってGoogleビジネスプロフィールに上げること

LINE友だち化は、お客さんとの再接続のチャネルそのものになります。具体的なQRコードの置き方はLINE公式の友だちが12人で止まったお店へ:個人飲食店向け3つの増やし方を参考にしてください。

写真は、観光客の口コミに「実際に出てきた料理」が見える状態を作ります。詳しくは飲食店のGoogleビジネスプロフィール写真、最低3カット+週1更新の続け方が参考になります。

GW中に臨時営業時間がある場合は、Googleマップ側にも必ず登録してください(臨時休業・特別営業時間の登録方法(GW・お盆・年末年始対応))。

2. GW明け1週間:口コミ返信とお礼配信

GWが終わったら、連休中についた口コミに返信します。

最小タスクは、期間中の口コミ全件に短い返信を出すこと。日本語の口コミは日本語で、英語の口コミは英語で。完璧な英語は要りません。「Thank you for visiting during Golden Week. Hope to see you again.」程度で十分です。返信例はGoogleの口コミ返信、20の例文テンプレートにまとめています。

LINEで友だちになったお客さんには、1通だけお礼配信を出します。

例:「ゴールデンウィークのご来店ありがとうございました。次のお休み、また待っています。」

長い文面は要りません。GW明けの1週間以内に届けば、印象が残っているうちに「もう一度来てもいいお店」として記憶されます。

3. 来年に活かす:今年のGWを3項目だけ記録する

来年のGWに向けて、今年のデータを残します。詳しい分析は要りません。

最小タスクは、ノート1ページに3項目だけメモすること

  • 来店組数(だいたいで構いません)
  • 客単価(多かった日と少なかった日)
  • 印象に残った国・地域(メニューの聞かれ方など)

例:「今年のGW来店、推定120組/単価1,400〜1,700円/中華圏の家族連れが多かった、英語より中国語メニューが効きそう」

このメモを来年のGW1週間前に見返すと、準備すべきことが具体的に決まります。マーケティングは記憶ではなく、記録から積み上がります。

やってはいけないこと

GW期間中・GW明けに「やった方がよさそうに見えるけど、個人店ではむしろ逆効果なこと」も整理しておきます。

  • GW中の新メニュー投入。ピーク時のオペレーションが乱れて、ミスやクレームが増えます。
  • GW中のSNS連投。お店の対応に集中できなくなり、リアルの接客の質が下がります。
  • GW明けの大幅値下げ。普段の単価感が崩れ、リピーターが定着する前に客層が変わります。
  • 「GW後はもう関係ない」と切り替える。GWの記憶が残っているうちの1週間が、観光客のリピート意思を決めます。

GWの売上は、連休中だけの数字ではなく、秋までつながる起点として見るのが現実的です。

続けるコツ

GW・お盆・年末年始の長期連休は、毎年同じ構造で訪れます。

  • 連休前1週間:臨時営業時間の登録、QRコード補充
  • 連休中:1日1分のLINE友だち化+写真1枚
  • 連休明け1週間:口コミ返信+LINE 1配信
  • 連休明け1ヶ月:3項目メモの記録

このサイクルを1回作っておけば、来年のGWは「思い出して頑張る」ものから「ご近所のお店仕事の年中行事」に変わります。

今週試すこと

  • レジ脇にLINE QRコードカード(日本語+英語)を置く
  • 1日1枚、料理の写真をGoogleビジネスプロフィールに上げる
  • GW明けに口コミ返信+LINE 1配信を出す予定をカレンダーに入れる
  • ノートに「来店組数・客単価・印象に残った国」の3項目を書く欄を作る

ゴールデンウィークは、観光客にご近所のお店として見つけてもらう1年で最大のチャンスです。点で終わらせず、秋までつなぐ最初の1週間として動かしてください。観光客対応の全体像は観光客に来てもらう4ステップも参考になります。


Kokoponは、LINEで撮った1枚の写真からGoogleマップ投稿とLINE配信をまとめるツールです。「連休中も普段も、運用に時間が取れない」という個人店オーナー向けに開発しています。詳しくはトップページからご覧ください。

よくある質問

GW中は忙しすぎてマーケティングの余裕がありません
1日1分でできることだけに絞って大丈夫です。会計時にLINEのQRコードを置く・1日1枚スマホで写真を撮る——この2つを続ければ、GW後の運用に十分な土台ができます。
GWに来た観光客はもう来ない、と感じます
連絡手段がない状態だと再来店は難しいですが、LINE公式アカウントに友だち化しておけば、秋の連休前や紅葉シーズンに案内を送れます。観光客のリピートは「次の旅行で思い出してもらえるか」で決まります。
GW明けに何をすればいいですか?
期間中についた口コミに返信することと、LINEで友だちになったお客さんに短いお礼配信を1通出すことです。GW明けの1週間が、再来店の意思を残す最後のタイミングです。
来年のGWに向けて何を残しておくべきですか?
今年の来店組数・客単価・印象に残った国の3項目だけメモしてください。来年のGW前に見返すと、何を準備すべきかが具体的に分かります。詳しいデータは要りません。
GW期間に新メニューを開発した方がいいですか?
個人店の規模では不要です。GW期間に新しいことを始めると、ピーク時のオペレーションが乱れます。普段の看板メニューを「英語1単語添え」で出す方が、観光客にも地元客にも安定します。
GW期間の臨時営業時間はどう告知すればいいですか?
Googleビジネスプロフィールの特別営業時間機能で登録するのが確実です。観光客はGoogleマップで営業時間を確認するため、店頭の貼り紙だけでは伝わりません。

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